北側窓でも植物は育てられる？！

北側窓は日が当たらないからって植物を育ててるの諦めてる方、いませんか！？

北側は確かに一年通してほぼ日が当たりません。(実は夏至付近では少し日が当たりますが。)気持ちよく日の当たる南側でしか植物って育てられないよね、、、なんて諦めていたらもったいないです！北側窓でも植物と暮らすこと、できますよ！

筆者の家はメインの窓が北側窓です。筆者自身の経験も合わせて、今回は北側窓での植物を育てるメリット、デメリット、育て方を紹介したいと思います。

【目次】

① 北側窓で植物を育てるメリット・デメリット

② 北側窓での植物の育て方

③ 北側窓で育てるオススメの植物

① 北側窓で植物を育てるメリット・デメリット

■デメリット

前述の通り、日が当たらないので日光を多く必要とする植物は育てられません、、。

例えばオリーブなんかは屋外推奨、且つ室内でも南向きの日当たり抜群の場所でないとみるみる弱っていきます、、。他にはアスパラガスなんかも日照不足でどんどん葉が落ちてしまいます。後述で北側窓でオススメできない植物もご紹介しますので参考にどうぞ！

■メリット

約２年間、筆者が北側窓で植物を育てて感じられたメリットのご紹介です。基本的に日が当たらないので、植物の成長スピードが遅くて好みの樹形だったり、大きさだったりを維持しやすいことに気付きました。全く成長しない訳ではなく、夏場は新芽も楽しめます！成長速度が緩やかなので水の減りも少なくて、水やりの回数が減ります!また、日が当たらないということは水栽培にとっては水が腐りにくいので水の取り替え回数も少なくなります！ついつい水やりを忘れてしまったり、旅行に行ったり、なんてことがあっても案外平気でいてくれます！

どうでしょうか？案外メリットもあると思った方多いのではないでしょうか！実は筆者自身も北側窓で育てるのは少し心配しており、いつでも南側の窓に移動できるよう準備は整えていました。（レイアウト上北側としたかったため）ただ、１年経っても元気に育ってくれたので、これはオススメできる！という考えに至りました。

② 北側窓での植物の育て方

続いては育て方のご紹介です。

■水栽培

北側窓での水栽培について言えば、特に育て方を気にすることはほぼありません！強いていえば、長期間葉落ちしてしまっている場合は日照不足なので、週に1度は日光浴させてあげると良いと思います。もしくは、北側窓が諦めて日当たり良い場所に移動するのが良いです。基本的には水栽培は強い直射日光は適していないので、そもそも北側窓との相性がとても良いです。根が日に弱い、且つ水が腐りやすくなるのでそもそも天空光のやわらかい光を取り入れる北側採光が相性抜群です！

■土栽培

北側窓での土栽培については水やり回数に注意が必要です。植物の成長速度が緩やかになるので、南側に置いてある植物より水やり回数を減らさないと根腐れを起こしやすくなるので注意が必要です。もちろん植物の種類には寄りますが、南側で育ててる植物に3.4日に1度水やりをしてあげていたら、北側で育てている植物は1週間に1度ぐらいで大丈夫です！

③ 北側窓で育てるオススメの植物

北側窓でのオススメの植物、オススメできない植物を紹介します！

北側窓で育てるための最重要項目です！そもそも耐陰性のある植物を選んでないと、みるみる弱らせてしまいます！筆者個人が育てているものを中心にオススメのものを紹介します。

■オススメ植物

日が当たらないので日光を多く必要とする植物は育てられません、、。下記の６種類の植物たちは筆者の経験した植物達なので、育てやすいこと間違いなしです！耐陰性がある種類ならば基本的には育てられると思います。また、個体差や大きさによっても耐性は左右させれるので一概には言えませんが、参考にしてみてください。

パキラ
雲南棕櫚竹(ウンナンシュロチク)
シェフレラ
オリヅルラン
シンゴニウム
シマトネリコ

■逆に弱らせてしまった植物（オススメできない植物）

続いては筆者自身も育ててみて弱らせてしまい、すぐに南側窓に移動させて植物達です。前述と同様に耐陰性がないものは基本的にNGです。日光を必要とするもの種類に関しては育てるのが難しいです。ポトスも育てやすくて有名ですが、なぜか２度チェレンジしたにも関わらず上手くいきませんでした、、。成長スピードが遅くなり、ほぼ葉がない状態まで追い込まれてしましました、、。