『スーパーで買ったアボカドの種、捨ててませんか?』
実はスーパーで買ったアボカドの種をちゃんと育てれば観葉植物として楽しむことができます😁
これから始めようと思ってる方だけでなく、知ってたけど始められてない人や今まで挑戦して失敗してしまった人にも向けて、発芽のポイントからその後の育て方まで紹介します!
【目次】
① 購入後の注意点
② 発芽までの手順
③ アボカドの水栽培
① 購入後の注意点
発芽しない1番の原因が購入後の行動にあります!
今、お家にアボカドがある方も『ある場所』で保存していると発芽しない可能性がかなり高いです。
その場所というのは「冷蔵庫」です!
購入した時点で熟れていて、冷蔵庫でアボカドを保存してしまうと暖かい地域が原産国のアボカドは発芽の可能性が格段に落ちてしまいます。それではどこで保存しておくべきなのか、、
実は「常温」保存でOKです。
欲を言えば冬でも10度以上は維持できる場所で保存できていると発芽しやすくなります。購入後は食べるまで常温保存して、発芽の可能性を高めましょう!
② 発芽までの手順
種のアボカドを発芽させるための手順をご紹介します。
❶ 種を綺麗にする
種についた実や汚れをしっかり洗い流しましょう。水洗いで問題ありません。実や汚れが残った状態だと雑菌が繁殖しやすく、発芽しても枯れる原因になってしまうので丁寧に洗うことを心がけましょう。「甘皮を取り除くべき!」という意見もありますが、実にしっかりくっついていて剥がしにくい場合は取り除かなくても問題ありません。私自身は取り除かないで発芽を何度も成功させています。
❷ 爪楊枝をセット
水にアボカドが半分程度浸けられるように爪楊枝をアボカドの種にセットします。発芽する部分を傷つけないように深く刺しすぎないようにしましょう。
注意事項
上下方向に注意してください。上にするのは尖った方で、水に浸ける方が丸くなっている方です。上下逆さまにしてしまうと発芽しないので気をつけましょう。
❸ 容器にセット
水を入れた容器を準備しましょう。容器は清潔なものであればどんなものでも良いです。私はガラスのコップにして根の成長を見れるようにしています。
❹ 週1回程度水を換える
発芽するまで約1ヶ月かかります。室温によって左右されますが、今までの経験だと室温20度超える状態を維持できる季節だと1ヶ月かからずして発芽することが多いです。10度以上をキープできる環境だと約1ヶ月半発芽までかかりました。とはいうものの気温の低い冬でも発芽することがありますので、今(1月)から挑戦するのもOKだと思います。ただ発芽率は春や夏に比べて低くはなってしまいます。
③ アボカドの水栽培
無事に発芽した後に葉が開いてきたら水栽培用の栄養剤を与えて成長を促進させましょう。
発芽した後は水は3日に1回〜週1回程度換えるようにしましょう。
この後はこのまま水栽培で育てることもできますし、土に移行して育てることも可能です。どちらにするかは好みだと思いますが、簡単にそれぞれの育て方の特徴をご紹介します。
水栽培
水栽培のメリットはインテリアとして楽しめることです!
ある程度の大きくなったら剪定は必要になりますが、室内の安定した気温で育てることができるので、比較的枯らしにくいと思います。また、栄養剤を与えた場合でも土に比べてゆっくりと成長します。
土栽培
発芽した後に移行可能となりますが、4~9月の暖かい季節までに移行することをお勧めします。
土で育てる場合はとても大きく、そして早く成長するため室内での育成は難しくなります。そのため、室外で育てることになりますが、寒さに弱い植物なので、小さいサイズのまま室外で育て始めるとたちまち枯れてしまいます。ベストは4月ごろに土に移行して、十分に大きくなってから冬を向かえられると安心して越冬できます。
個人的にはやっぱりインテリアとして楽しめる水栽培がオススメです。私は自分で手作りしたアボカド用の容器で楽しんでいます😄
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
- 購入後の注意点
- 発芽までの手順
- アボカドの水栽培
今ままで捨ててしまっていたアボカドで種から水栽培をぜひ楽しんでみてください。
アボカドも窓辺の水栽培達の仲間入りしています!
それではまた!